交流鑑賞会(1月)を開催しました。

 

  新春の1月15(日)、姫路市立「花の北市民広場」に於いて

  恒例の岡山県支部との交流鑑賞会を開催しました。 

 

    当日は前夜より雪が降り、朝には市街でも珍しい積雪となりました。

  積雪の多かった地域の方は止む無く欠席されていました。

 

  その積雪の関係で、参加者は21名とやや少なくなりましたが、

  岡山県支部との「交流会」とあって熱心で熱気溢れる鑑賞会になりました。

  

             

  今月は恒例の岡山県支部との「交流会」にあたり、鑑賞刀は岡山県支部より

  御準備して頂きました。 

  著名な刀工あり、また貴重な刀工ありと、大変勉強になりました。

  参加者は真剣な眼差しで、鑑賞や鑑定に没頭されていました。

 

  鑑賞・鑑定刀は以下のとおりでした。

 

1号刀:長光(二字)(鎌倉中期・備前国)= 重要刀剣

    種類:太刀 鎬造り 庵棟

    刀姿:身幅尋常、元先の幅差開かず、腰反り高く、中鋒。

    地鉄:板目肌つみ、地沸よくつき、乱れ映り立つ。

    刃文:焼幅高く、小丁子に小互の目交じり、足・葉入り、匂口明るく冴える。

    帽子:浅く乱れ込み、小丸に返る。

      備考:全体に焼幅が高く、丁子が目立つ「長船初期」の傑作です。

 

2号刀:無銘(保昌貞興)(鎌倉末期・大和国)

    種類:短刀 鎬造り 三ツ棟

    刀姿:身幅、寸ともに頃合い、僅かに内反りつく。

    地鉄:柾目肌僅かにうねり、地沸厚くつき、地景入る。

    刃文:中直刃、沸よくつき、ほつれ・喰違刃かかり、金筋・砂流し入る。

    帽子:盛んに掃掛け、表は焼詰め、裏は小丸に僅かに返る。

    備考:総柾目肌・喰違刃・焼詰め帽子など「保昌伝」の見所が満載です。

 

3号刀:盛光(二字)(室町初期・備前国)

    種類:脇指 鎬造り 庵棟

    刀姿:身幅やや狭く、元先の幅差頃合い、中鋒、稍先反り、重ね厚い。

    地鉄:板目に杢交じり、やや肌立ち、淡く直映り立つ。

    刃文:小互の目に小丁子・腰開き互の目交じり、匂口冴える。

    帽子:乱れ込み、先尖りごころ、小丸に返る。

    備考:やや小模様ながら「応永備前」の特徴が表れています。        

4号刀:出羽大掾藤原国路(江戸初期・山城国)

    種類:刀 鎬造り 庵棟

    刀姿:長寸で、身幅広く、元先の幅差開き、反りやや深い。

    地鉄:板目肌に杢交じり、やや肌立ち、地沸厚くつき、細かな地景入る。

    刃文:浅い湾れ主調に互の目・尖り刃交じり、焼幅に高低あり、

       部分的に逆がかり、沸よくついて、金筋・砂流しかかる。

    帽子:浅く湾れ込み、尖りごころ、小丸に返る。

    備考:「新刀相伝」第一人者の覇気ある傑作です。

 

5号刀:薩州住藤原正清(江戸中期・薩摩国)

    種類:脇指 鎬造り 庵棟

    刀姿:身幅広く、元先の幅差開かず、中鋒大きくのび、平肉つく。

    地鉄:板目に流れ肌交じり、地沸厚くつく。

    刃文:湾れ調に互の目・尖り刃交じり、沸よくつき、沸筋・砂流しかかる。

    帽子:直ぐごころに掃掛け、丸に返る。

    備考:「沸つき」と「芋蔓」に「薩摩新刀」の見所が出ています。        

  お正月までは、大変暖かくて「暖冬」予想をしていましたが、

  「大寒」近くなっていきなり寒くなり、例年にない大雪になりました。

  

  実家の方では、15日は12cm、16日は20cm、21日は6cmの積雪があり、

  近年にない雪カキが続きました。雪はもう充分です!

  

  ご健康には充分注意して頂き、次回も楽しい一日になります様願っています。

  次回の日程等は、「HPお知らせ」や「ご案内葉書」でお知らせ致します。

 

 

 

 

 風景のたより

炭焼き小屋の秋。  
炭焼き小屋の秋。  

  協会関係 

   会 場

全国の刀剣展

美術館