2014.11・鑑賞会

    鑑賞会(11月)を開催しました。

  先日の11月16日(日)、書写の里・美術工芸館内の「交流庵」に於いて、

  刀剣鑑賞・鑑定会(11月)を開催しました。

 

  当日は絶好の日和で、書写山への行楽客が沢山あり、ロープウエー駐車場への

  車が渋滞し、会場までなかなか到着できませんでした。

  開始時間に遅れて参加される方が多かったです。  

  書写の里・美術工芸館
  書写の里・美術工芸館
  書写の里・美術工芸館
  書写の里・美術工芸館
  「交流庵」 アプローチ
  「交流庵」 アプローチ
  「交流庵」 玄関前
  「交流庵」 玄関前
  「交流庵」 南外観
  「交流庵」 南外観

    参加者は22名と盛況で賑やかな会になりました。

  

  この日は、しらさぎ役員より五振りの刀剣を御準備していただき、

  鑑定は三本入札式で行われました。

 

  鑑定刀は、各時代・各国より出題されていて、しっかりと堪能し、

  また勉強させて頂きました。

  中には、日頃あまり鑑賞できない刀剣もあり大変勉強になりました。

  鑑賞・鑑定刀は以下のとおりでした。

 

  1号刀(短刀): 行光(相模国・鎌倉末期)

            頃合いの身幅と寸法に、やや内反り

            三つ棟の中筋が広い格調高い姿に、

            板目に綾杉風の肌交る地鉄に、沸映り立ち、

            中直刃に金筋、砂流し等の働きが見事です。


  2号刀(脇差): 手柄山正繁(陸奥国・江戸末期)

            中鋒やや延び、平肉少なく、鎬幅の狭い刀姿に、

            小板目のよく詰んだ無地風の地鉄、

            濤欄風の大互の目乱れです。(尖り刃交る)


  3号刀( 刀 ) : 伝手掻(大和国・鎌倉末期)

            頃合いの身幅に、鎬高く、鎬幅の広い刀姿に、

            小板目よく詰み、柾目ほとんど目立たず

            細直刃に、処々小互の目入り、喰違刃交りです。


  4号刀( 刀 ) : 河内守正広(肥前国・寛文頃)

            身幅ひろく、中鋒やや延び、反りの程よい刀姿に、

            小板目よく詰み、地沸が厚くつき

            直ぐの焼き出し、連れた互の目を湾れで繋ぎ、

            乱れの谷や足が一定線で止まり、凝っています。


  5号刀(脇差): 出羽大掾国路(山城国・慶長頃)

            寸延び、身幅広く、反りのある、重ね厚い刀姿に、

            板目に杢目交じり、処々流れてやや肌立った地鉄、

            互の目に小湾れ、丁子交じり(志津風)です。

 「立冬」に入り、急に落ち葉が目立ってきました。

  先日も霜が降りて、いよいよ冬の到来です。

  ご健康には充分ご注意頂き、次回も楽しい一日になります様願っています。

  

  今年の行事予定は、すべて滞り無く終了しました。

  次回の日程等は、「HPお知らせ」や「ご案内葉書」でお知らせ致します。


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炭焼き小屋の秋。  
炭焼き小屋の秋。  

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